逆Yの字 ー アンテナびんびんナイト即興の詩ー
生きているのに
後ろめたくて
お月様にお尻をさらして
脚の間からこっそり覗いた
月は黄色く滲んで
脚のあいだでにっこり微笑んで
暖かだった
腰が痛くても
脚が突っ張っても
逆Yの字の中心から
活きのいい
小鬼が駆け回り
喝を入れるまで
じっとそのままに…
脚のしびれるまで
生きているのに
後ろめたくて
お月様にお尻をさらして
脚の間からこっそり覗いた
月は黄色く滲んで
脚のあいだでにっこり微笑んで
暖かだった
腰が痛くても
脚が突っ張っても
逆Yの字の中心から
活きのいい
小鬼が駆け回り
喝を入れるまで
じっとそのままに…
脚のしびれるまで