2020-01-01から1年間の記事一覧

時が過ぎる

年が変わろうとしている 自分を平静な状態に保とうと躍起となっている 何か言葉が引っかかると すぐに涙が出てしまう いなくなった この人 いなくなった その人 いなくなった あの人 スカスカだぁ この星は随分寂しくなったね

覚悟

昨日母が亡くなった 2020年は益々私の中で黒く重たく 心のしこりのように残るだろう 自分では覚悟はできていると勘違いしていた この港を失った船のような心細さは 溢れ出る涙は 死にたい位の申し訳なさは他のものではうめられない 35年前父が亡くなった時の…

表現者 三浦春馬さん

凄い表現者だ…「天外者」を涙を拭いながら見て、いたくそう思った。 ほんとうにこれからだったのに… 8月5日にここに書いている、「Two weeks」を見始めていると… あれから手当たり次第出演作を見まくって、その結果、胸に大きく深い穴があいてしまった。ずっ…

10月24日

は誕生日だった 今年は生きていく事を 死ぬ事を深く考えさせられる年 だから祈りの日にした 母が仏教徒だったので、私も一応お経本を持っている 心を込めてあげさせていただいた 大好きな三浦春馬さん、竹内結子さん、芦名星さん、志村けんさん、岡江久美子…

低地

川沿いの草ぼうぼうの土地に 濃い霧が流れる 時折 ぴかっと光るのは 行き先を見失った魂か 彼岸花が風になびいて 祈りを呟く まるで救われない者の 末路を案ずるかの様に 時折 泣いているのは 憐憫の針で刺されたから 壊れかけの段ボールのなかで 子猫がミャ…

竹内結子さん

が、亡くなった。 乳児と、14才の多感なお子さんを置いて… 何があったのだろう、私がいくら考えてもきっと理由はわからないだろう あなたの「ストロベリーナイト」、好きだった 姫川玲子はあなたしかいない 携帯が鳴る 「はい、姫川」その凛とした声がぞくっ…

慟哭

死んでしまった魂が そこいら中にふかふか浮かんでいる 軋むように生ぬるい夜 草のはげた丘にしゃがんで 虚しさを埋めるように酒を吸う あなたはその濡れた陶器のような肌を ちらちらひけらかして あちらの彼方に行ってしまった 星のないどっしりと重たい空…

三浦春馬さん

‪今、残念ながらお金は無いが時間がある(就活続行中)。‬‪もちろん推しの羽生結弦選手の過去の映像をたっぷり見てます、そして亡くなった三浦春馬さんのドラマを見始めている、(キンキーブーツのYouTubeの動画はめっちゃいい、見にいけばよかったとほんとうに…

夜の麒麟

真夏の寡黙な夜に 熱が流れる 溶けていく 身体 震え続ける こころ 止まってしまった時計の針 塔のように象徴化した じぶん じぶん 麒麟 麒麟の涙は赤く悲しくて 砂漠のようなシーツに 赤いドットを落とす 記憶装置を爆破します なかった事にしたい ドームの…

木村花さん

あなたのニュースを見知った時から 心がギュッと鷲掴みにされ 目が離せなくなりました とても強くみえる所と 脆いところをあわせ持った不器用な人間として… 人に見てもらいたい心と 人から愛されたい心と 攻撃されたら、すぐに血だらけになる繊細な心を持っ…

月の光

トントントン 萎びたきゅうりの漬け物を薄く刻む 想いが目を塞ぎ 閃光の様な痛みが走り 指先に盛り上がる赤い玉を 舌ですくいとる …広がる無機質の味 もしかしたら 裏切られているかもしれない 痺れている頭の中 もつれたグレーの糸が 口から飛び出ていきそ…

送られてきた物

‪送られてきた黒い闇に‬‪怯えながら銀色の剣をつく‬‪盲滅法に‬‪人類への呪いを解く‬‪その為に‬ ‪我が身を‬‪投げ出せずにいる 痺れる様なジレンマ‬ ‪リスクと希望が‪おとをたてながら‬‪頭の中で戦っている‬ ‪これは幻影ではなく、現実なのだ‬

キース・ジャレット

ひょんな事からキース・ジャレットの1975年の完全即興の「ケルンコンサート」を手に入れた。 何という透明感!即興とは信じられぬ内容だった。説明文をよく読むと、完全とは程遠い状態のグランドピアノが使われていて、またキースの体調も睡眠不足と過労で酷…

新型コロナ

先日、いつもお世話になっている(私は2か月に1度詩の朗読ライブをしている)ライブハウスに、本当に辛いメールを送った。 「4月の出演は見合わせたいと…」 それと言うのも、私は医療従事者で、勤め先の院長からの訓示があったからだ。「くれぐれも、不要不急…