正蔵の入院は長引きそうだった謙蔵と孝一が揃ってご飯はいらないと言った夜 朋子は思い切って、中目黒の「メモリー」を探そうと思った マッチに住所が書いてあったので、お店はすぐに見つかった 木を使った落ち着いた外観だった

朋子は番茶を一口すすりため息をついた 朝、食事の支度を手早く済ませると ほっと一息つく 15年前に北原家に嫁いでからついた習慣 謙蔵と朋子はひと回り違いの未年同士 生き別れした元妻がいて 父親と小学生の男の子がひとりいた男三人の暮らす家にとびこみ …

クチバシの鋭い赤い鳥は 急降下して 僕の瞳をついたいきなり 闇の緞帳が下りて 固く閉じていた心の殻は がしゃがしゃとと壊れ去った人の手を借りなければ 一歩も歩けず それまではねつけていた 同級生の手を 必死で握って 汗ばみながら 少しづつ歩いた不自由…

今日が、休み前の最後の仕事。 気がつくと、このブログもおざなりだし、 詩を全然書いていない。別に出かける予定はないので 前にやっていた「１日１詩」を やってみよう*\(^o^)/*宣言しないとやらない性格でね