クチバシの鋭い赤い鳥は 急降下して 僕の瞳をついたいきなり 闇の緞帳が下りて 固く閉じていた心の殻は がしゃがしゃとと壊れ去った人の手を借りなければ 一歩も歩けず それまではねつけていた 同級生の手を 必死で握って 汗ばみながら 少しづつ歩いた不自由…
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