川沿いの草ぼうぼうの土地に 濃い霧が流れる 時折 ぴかっと光るのは 行き先を見失った魂か 彼岸花が風になびいて 祈りを呟く まるで救われない者の 末路を案ずるかの様に 時折 泣いているのは 憐憫の針で刺されたから 壊れかけの段ボールのなかで 子猫がミャ…
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