2012-12-24 老健で 厳しい訓練で必死な時間 諦めきれずに熱中してる孤独に静かだけど 額の汗 流れ落ちて 彼は 下腹に渾身を燃やして 皺だらけの手でバーを握り締め 1歩1歩 歩む 1歳の赤子になって意識朦朧から 生まれ落ちたとき 彼の右半身は物に成り下がった夢を放り投げ 努力を握りつぶして 人生の首を絞めてきた今、彼は生きようと また1歳から始めた老健で 来る日も 去る日も 光る卵 戦い抜く