ユーミンと友川カズキ様と(日記+詩)

今晩
「Anniversary For YumingGolden Circle Vol.17〜」
会場:東京・日本武道館
ムッシュかまやつ
細野晴臣/鈴木茂/林立夫/松任谷正隆(キャラメルママ)
大貫妙子 薬師丸ひろ子
RHYMESTER(悪いけど、よく知らなかった)
小出祐介/関根史織Base Ball Bear)(悪いけど、よく知らなかった)
寺岡呼人
松任谷由実 and MORE…

というコンサートに行ってまいりました。
17年ぶり位のユーミン
10代後半〜20代前半はほんとよく聞いてたなぁ。
うまくいかない恋をユーミンの歌に乗せてヒロインになってた。
でもなんかバブリーなんだよね。
生活に困っている時には聞きたくないんじゃないかな。。。

まあ最初ゲストがいろいろ出て、1〜2曲歌って
ユーミン+キャラメルママの登場!

結婚する前の荒井由実時代の曲の詩は、本当にまっすぐ。
奇をてらってないし、まだ商売的なものもあまり感じないし
感受性豊かな女子がノートに言葉を書きました、それを見せてもらいましたという感じです。

話は変わるけど、最近友川カズキさんが好きでかなり傾倒していたので、
最初「え、どうよ!」的な感じだったけど、
少し経ったら昔取った杵柄で大はしゃぎ!
楽しかった、でも低い声になったユーミンは「ベルベットイースター」や「ひこうき雲
の高音部危うかったけど…ちょっとハラハラしました。
でも楽しかった。余談ですが、20代前半の頃、鈴木茂の追っかけもしていたので
彼を生で見るのも、楽しみだった。ま、年取ってたけどしょうがないよね。お互い様。

まあ、その記念に、以前にユーミンを意識して作った詩を今晩は載せたいと思います。

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    初めて

銀色の細かい粒が
あたりを埋めつくしていた
髪がだんだんボリュームを失っていくのを感じながら
相変わらず改札口をじっと見つめて立っていた

ピーンと張ったバイオリンの弦
身体は小刻みに震え
まるでそのためだけに生まれてきたかのように
物凄いエネルギーで 輪郭をはっきりさせながら待っていた

…あの時 やはらかく中性的なさなぎが
つま先から割れ始め
しっとりした羽をたたんだ生き物に変わっていった