ほら!

この思いは
言葉にしたくない
特別だから

目にも眩しい
日差しに舞う粒子たち
その一粒を手にとって
懐にそっと隠したんだ

庭の裸木の上で照る月も
僕を優しく照らして

言葉にした途端
あったかくて柔らかいものが
縮こまってしまいそうで
怖いんだ

教えてなんて言わないで
言えないんだから
感じてよ
ほら!