夢とは
ただ空中に おぼろげに浮かぶものじゃないか
輪郭もはっきりと 期間限定じゃ
味も素っ気もあるまいに

夕べ 夢の怪物に追いかけられる夢をみた
滑稽なもんだね

夢は気持ちのガソリン
それがなくちゃ どこにも進めないやね

腹をくくって いつか少しだけやれたら
それが駅のホームでも 死んでしまっていいよ

木蓮の花が言っていたよ 
夢は 生まれ変わるまで 置いておいて
急がず 慌てず ゆっくりと

それが魂の活きの良さの秘訣だって